背筋を伸ばして!(鳥取県鳥取市・摩尼寺)

161125maniji01.jpg
2016/11/25(FRI)
鳥取市の郊外にある「 摩尼寺(まにじ)」・・・汗をかく季節は敬遠してましたけど、
今回はそんな心配もないので朝一番でやってきましたよ~!
鳥取砂丘からもそんなに遠くなく、鳥取駅からは車で20分ほどで到着しました。
門前の参道には向かい合うように二軒の茶屋があります。
時間が早すぎてまだ開いてませんでしたが、こんにゃく田楽が名物みたいなので食べてみたかったです(^^;

161125maniji02.jpg
そんなに急こう配じゃありませんけど石段を上らなければいけません(^^;
後で聞いたら303段あるそうです。
丸く角が取れた石段が時の移り変わりを語りかけているみたいですね。

161125maniji03.jpg
石段の両脇には石灯籠がたくさん建っているんですが、1943年の鳥取大震災でところどころ倒壊しています。
その石灯籠群は修復されることなく当時の状態を今に伝えていました。

161125maniji04.jpg
石段の途中にある入母屋造りの仁王門です。
左奥に見えている急な階段で上層に上って一周してみました。
見える景色はそんなに変わりませんでしたけどね(^^;

161125maniji05.jpg
仁王門で一休みしたら残りは半分ほど・・・汗をかくこともなく軽やかに上れました~!

161125maniji06.jpg
階段を上り始めた時は青空だったんですが、いつの間にやら曇り空・・・(^^;
冬の山陰独特の空模様ってこともあるんでしょうが、
女心と秋の空・・・なるほどこういうことかと妙に納得してしまいました(笑)
摩尼寺は天台宗の古刹で山号は喜見山(きけんざん)、帝釈天降臨の霊場なんだそうです。
千徳殿と呼ばれる本堂に拝礼していたら「初めてですか?」と声をかけていただき、
なんと本堂の中を案内して頂けました。

161125maniji07.jpg
そして「ちょっと暗くて申し訳ないけど写真も大丈夫ですよ」とのことだったので恐縮してしまいましたが、
せっかくなので少しだけ写真を撮らせていただきました。
この左奥に不動明王がいらっしゃるんですが、ピンボケになってしまったのが残念無念(^^;

161125maniji08a.jpg161125maniji08b.jpg
御本尊の左右には四天王がにらみを利かせています。
一番左の画像は北方を守る多聞天(たもんてん)で毘沙門天(びしゃもんてん)とも呼ばれます。
次は南方を守る増長天(ぞうちょうてん)ですね。
右の画像は東方を守る持国天(じこくてん)と西方を守る広目天(こうもくてん)で、
この四天王によって東西南北すべての方角が守られていることになります。

161125maniji09a.jpg161125maniji09b.jpg
龍の彫り物は香の煙で少し煤けてますが、それが凄みを増大させているような気がしました。
比叡山延暦寺を本山とする天台宗は京都の天皇家を守護するために始まった宗教ですから、
皇室と同じ十六菊紋が使われています。

161125maniji10a.jpg161125maniji10b.jpg
左の画像は本堂の前にいらっしゃる「びんづる尊者」。
漢字で書くと賓頭盧さん・・・お釈迦様の弟子で十六羅漢の筆頭です。
撫でるとその部位の病気が治るという信仰があり、撫で仏ともいわれていますね。
足とか肩もそうですけど、頭がピカピカになってました。
もちろん私も撫でましたよ(^^)
右は秀衡杉(ひでひらすぎ)です。
奥州の武将・陸奥守藤原秀衡が大病をした時、
使者をこの寺に参らせて祈願したところ病が全快したんだそうです。
秀衡は境内に杉の木を植え、その切株がこの秀衡杉で、
本堂の不動明王はこの杉から彫り出されているとのことでした。
ということで、不動明王の画像がないことが更に悔やまれます(^^;

161125maniji11.jpg
奥ノ院まで行ってみたかったんですが、雨と熊出没注意の立て札が気になったので今回は断念しました。
いつか機会があれば春か秋の天気がいい日に再訪問してみたいと思います。

摩尼寺(まにじ)
鳥取県鳥取市覚寺624

スポンサーサイト

tag : 旅/散歩.ま.ま.摩尼寺

コメントの投稿

非公開コメント

まあ!遠くまで・・

誠にもってお詳しいですね。勿論学習されてるんでしょうが・・・
流石の昌さんでも山門にのぼったり、本堂見学 こんなことはめったにない事ですよね。
特にわざわざ梯子をかけた山門には”ええっ そんなのできんの!?”でした。昨今 不埒な悪戯する奴も多いので・・・心配が先に立ちます。
最初に石段を見たとき、苔むし擦り減った石段に対して、まだ はつり跡も生々しい石垣(直したんでしょうね)・・・この対比がかえって時代を感じさせてくれました。何時もですが軟らかで優雅な木造建築と強固な石の造形の組み合わせが寺社の魅力と再認識です。
大地震の後 修復しない灯篭はたんに財政的な理由でしょうかね・・・まさか あるがままがが良い ということでも無いでしょうに。

秀衡の意思がここまで及んでいたとは・・・当時の日本は遠い距離をものともせぬとこがあったんですね。

> ねこさん

この寺は以前から一度行ってみたかったんです。

本堂を案内していただいたのはとてもラッキーでした。
朝一で参拝したからだと思いますけど、早速ご利益がありましたね。

> 修復しない灯篭はたんに財政的な理由でしょうかね・・・
摩尼寺は檀家のない寺なので、色々と大変なんだと思います。

> 秀衡の意思がここまで及んでいたとは・・・
私もビックリしました。
それだけ藤原氏の力が大きかったんでしょうね!
管理人:昌

昌


旅が好き!
 美味しいものが好き!!
  でもお酒はもっと好き!!!        

メール
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
過去記事
ブログ内検索
地域
索引
リンク(50音順)