季節の美味しさ(杉並区上荻 有いち No.4)
2015/05/22(FRI)
約4ヶ月ぶりで荻窪の「有いち」におじゃますることができました。
最近は予約がなかなか取れなくてますますハードルが高くなってしまいましたね(^^;
まだ西日が眩しい時間でしたけど、暖簾を潜るといつもの落ち着いた雰囲気が待っていてくれました。
今日は友人に付き合ってもらったので、まずはビールでお疲れさ~ん!
お通しで出てきたシジミ汁はいつもと変わらないクオリティで、
優しい味が呑兵衛の心をくすぐりましたよ~(^^)
本日用意されていた刺身は3種類、マコガレイも美味しそうだしアオリイカも食べたかったけど、
やっぱりハモを選んでしまいました!
もちろん日本酒にしましたよ~。
カウンターの向こうからザッ、ザッ、ザッ、と小気味のいい骨切りのリズミカルな音が聞こえてきたあと、
直火で軽く炙って焼霜造りで出てきました。
醤油とちり酢の二種類の味でいただきます(^^)
実はこれ・・・半量なんですよ!
注文したのは一人前ですけど、友人の分とは別々に出していただいたんです(^^)
これならケンカすることなく、自分の好きなペースで自分の分を食べることが出来ますね(笑)
こうした細かい心遣いってうれしいですよね!
脂がのったハモはもちろん美味しかったんですけど、あしらいやツマも手を抜かないでちゃんとしてます。
大根には細く切ったミョウガが混ぜ込んであって、これだけをおかわりしたいくらいでしたね(^^)
次は天然稚鮎です。
もうそろそろ終わりでしょうかね。
鮎は小さな頃は動物性のエサを食べますが、初夏を迎えると植物性のコケだけを食べるようになります。
稚鮎にはあのキュウリみたいな独特の香りはありませんけど、ちゃんと鮎の味がするんですよね!
左は山椒煮!
まるで泳いでいるような姿なので、軽く焼いてから煮てあるっぽいですけどよくわかりませんでした。
かすかに山椒を感じますけど稚鮎の持ち味がちゃんと生きていて、
添えられているタデの葉のピリッとした味と一緒に食べるとお酒がすすみましたねえ。
右は同じ稚鮎ですけど干物になっています。
同じ鮎ですけど、こっちは肝の苦味が素晴らしかったですよ~。
メニューにはこの山椒煮しか出てなかったので普通に注文したら、
「実は干物もあるんですよ」って言われて・・・悩みに悩み・・・両方出してもらいました(^^)
ありがたいことに、これも友人と半分ずつ別皿で出てきましたよ!
添えてある青梅の蜜煮が箸休めにピッタリでとても美味しかったです。
サツキマスは炭焼きで出てきました。
その名の通り五月ころが旬の魚で、アマゴとかサクラマスの親戚って聞いたことがありますけど・・・。
旨みがしっかりとしていてモッチリとした身質ですね。
華やかな味じゃないですけど、たくさん食べても飽きないような実力派の味でした。
サービスで出していただいたフルーツには細かくした寒天が一緒に盛り付けられていました。
お茶を飲みながら今夜も〆のご飯にたどり着けなかったなあと反省です。
次回はコースにしてみようかなあ!
美味しかったです、ごちそうさまでした。
[過去記事]
No.1 <2014/07/28 刺身盛り合せ>
No.2 <2014/11/27 香箱ガニ甲羅盛り>
No.3 <2015/01/30 刺身盛り合せ>
有いち
東京都杉並区上荻1-6-10
スポンサーサイト
tag : 店名.や.ゆ.有いち
コメントの投稿
背筋が伸びます
しじみ汁、箸置き、端正な箸・・・・ほの黒い中に見事な風景で、背筋が伸びました。
居酒屋の雰囲気もいいんですが、こういったとこでこんな風景を眼前にしては皆さん居住まいを正しますよね。
タイトルの通り 季節を味わう品ばかり・・・・風雅ですねえ!
しじみの汁で ”さあ 始まるよ 用意はいいかい?”季節を頂く儀式の始まりです。
それにしてもお書きになってるように つま、あしらい、盛り付け、器 素晴らしいものばかり。
ボリュームはそう多く感じませんが、じっくり味わい、よく噛むと お腹がいっぱいになると思います。
帰りも しゃんとして ”ご馳走さん!”
居酒屋の雰囲気もいいんですが、こういったとこでこんな風景を眼前にしては皆さん居住まいを正しますよね。
タイトルの通り 季節を味わう品ばかり・・・・風雅ですねえ!
しじみの汁で ”さあ 始まるよ 用意はいいかい?”季節を頂く儀式の始まりです。
それにしてもお書きになってるように つま、あしらい、盛り付け、器 素晴らしいものばかり。
ボリュームはそう多く感じませんが、じっくり味わい、よく噛むと お腹がいっぱいになると思います。
帰りも しゃんとして ”ご馳走さん!”
> ねこさん
こういった雰囲気の中で呑むのもたまにはいいですよね!
旬の食材がちゃんと季節を感じさせる料理で出てくると、
食べ手は作り手の思いも一緒にいただくことになります。
しゃんとしますよね!
まあ・・・途中からはいつものように酔っぱらうわけですが(笑)
> 帰りも しゃんとして ”ご馳走さん!”
いや・・・ちょっと崩れてました(笑)
旬の食材がちゃんと季節を感じさせる料理で出てくると、
食べ手は作り手の思いも一緒にいただくことになります。
しゃんとしますよね!
まあ・・・途中からはいつものように酔っぱらうわけですが(笑)
> 帰りも しゃんとして ”ご馳走さん!”
いや・・・ちょっと崩れてました(笑)